登道烈山 派遣労働者の反乱 秋葉原通り魔十七人殺傷事件

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商品説明文 2017年3月20日 初版 第一刷発行 B6(182×128㎜) 588ページ 著者 登道烈山 発行者 登道烈山 発行所 ナンバ―ワン出版社 【著者略歴】  佐賀バスジャック事件 悪魔の晩餐十七歳の凶行で、当時国内最大刊行部数を誇っていた新風舎の、第20回新風舎出版賞今一歩の、第三次最終候補に選出される。  新潟少女九年二か月監禁事件真相はこれだで、第一回碧天文芸賞今一歩の第三次最終候補に選出される。 【内容に関して】  犯人は派遣労働者として、各地を転々として渡り歩く自らを、負け組と卑下し一流企業の正社員を勝ち組と称し、劣等感の塊となします。   そこには母親の徹底して敷いた勝ち組教育、そしてそこからの脱落にとありました。  しかしこの勝ち組教育には、大きな欠陥というものが、あったのです。  それは徹底した画一的、点数のみが価値尺度の人間性、社会性に欠けるという点です。  社会性、協調性の育たぬ犯人は、各地の派遣を渡り鳥のごとく渡り歩き、問題の工場えと流れつきます。  ここでと犯人の男はこの工場にとおける派遣労働者たちの、劣悪な待遇に、怒りを覚える。  そして9月のリ―マンショックの足音忍び寄る、5月末工場側から派遣300人規模でのリストラ、首切りを宣告される。  これは犯人のような寮生活者にとって、住所不定無職いがい、なにものでもない。  これにと危機感を抱き、切羽詰まった犯人ら派遣労働者たちは、首切り撤回を求めて、ある種の戦略のもとにと、ストライキをかまえ立ち上がります。  しかしこの反乱は術なく、叩き潰される。  絶望感に陥った犯人はサイトにと同調を得ようとするも、荒しというサイトに無用な書き込み、いやがらせにと会ってしまう。  さらに女性メル友の造反。  犯人は自らをこのように疎外したメル友、勝ち組、社会にたいして復習を誓う。  それは時代のニ―ズ秋葉原だった。  こうして「勝ち組はみんな死んでしまえ。」とばかり吐き捨てざま、歩行者天国えと突入し、破壊えの道を突き進みます。  ならばこの事件の背景、動機、真相を事件史上初めて、登道烈山が突き詰めたものです。

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